noteさんに訪問取材!自分らしい働き方を実現する、ユニークな社内制度についてお話を聞いてきました
「TAM PR/HRがいく!#TAMのオフィス探訪」スタートします!
株式会社TAMの渡邉(PR/広報)と茶園(HR)が率いるこの企画では、各企業のオフィスを訪問し、企業のユニークな働き方や制度についてお話しをお伺いしていきます。
株式会社TAM(タム)は、今年で創業から31周年を迎えるデジタルマーケティング支援会社です。メンバーは160人を超え、東京と大阪を中心にシンガポール、台湾、ロンドン、アムステルダム、ハワイと世界5カ国にオフィスを構えています。
TAMでも、リモートワークなど働き方の変化もあって、広報もHRも課題がもりもり。いろんな会社にお話を聞きたくなり、この企画を立ち上げました!
新しい働き方を模索する企業は、どんなことをやってるでしょう…?
そして、記念すべき第一弾の今回は…な、なんと。
note株式会社さんにおじゃましました!
クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで発信、応援できるメディアプラットフォーム「note」を運営している企業です。
noteさんは、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォームnoteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、メンバーシップでファンや仲間からの支援をうけたり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を紹介したり、note proを活用して法人や団体が情報発信をしたりしています。
個人で記事を発信している方に加え、企業のnote記事の発信も近年多く見るようになりました。
かく言うTAMも、採用広報における記事をnoteで発信しており、お世話になっています。
今回の取材では、人事の中西さんと福田さんに取材のご協力をいただきました。noteさんのミッション・バリューを掲げてもらってパシャリ!
noteさん取材、楽しみです!早速行ってみましょう〜!
まずは、中西さん、福田さんにオフィスツアーをしてもらいました。
ワークスペース・カフェ・イベントスペース
おしゃれな空間で仕事が捗りそうなオフィス空間
一通りオフィスを案内してもらい、中西さんと福田さんにnoteの働き方やユニークな制度についてお伺いしました。
充実した福利厚生と工夫
ーーまず、noteの皆さんはどのように働いているのでしょうか?
中西さん:リモート勤務とオフィス勤務のハイブリッドな勤務制度を導入しています。自宅で勤務してもよいし、オフィスに出社して勤務してもOK。全職種リモートワークをフル活用している印象ですね。各々が生産性を高める働き方を実現してほしいという思いもあり、コロナ前からリモートワークは導入していました。
フルリモートが可能なので、社員の勤務地は北は北海道、南は宮崎まで、全国各地にわたります。
また、フレックスタイム制を導入しているため働く時間も比較的フレキシブルです。お子さんがいる世代のメンバーが多いこともあって、働く時間や場所は各々の判断に任せていますね。
オフィスへの出社は強制していませんが、チーム毎に出社推奨の曜日を設ける場合があったり、経営会議がある日は経営メンバーが出社することになっているので「直接コミュニケーションをとりたい人はぜひ来て!」と、出社を推奨したりしています。
茶園:子育て世代が働きやすい環境はいいですね。私も今後のライフステージを意識してTAMに転職したので、子育て世代の方が働きやすい環境であることはとても重要だと思います。
ーー社員規模、そしてどのような職種の方が多いのでしょうか?
福田さん:現在は、正社員、契約社員合わせて170名程です(人数はTAMと同じくらい!)。職種は、エンジニア・PM・デザイナーなどの開発職、セールス・カスタマーサクセス・マーケ・編集/ディレクターなどの販促・企画職、経理や人事などのコーポレート職など様々です。
最も多い職種はエンジニアで、全体の約30%の割合を占めています。
茶園:TAMもnote proを活用していますが、新機能がどんどん追加されていますよね。エンジニアの方々の対応の速さにいつもすごいなと思っています!
ーーnoteさんには様々な制度があると聞いたことがあります。どのような制度があるのでしょうか?
福田さん:こちらは福利厚生を一覧にしたページです。2022年に新しい人事制度パッケージを大きく4つに分けて導入した際に、社内外への広報のために作成しました。
https://note.com/topic/benefits
渡邉:こうして一覧になっているとわかりやすくていいですね!いろんな制度があって充実しているなと感じます。
ーー中西さん・福田さんの好きな制度はありますか?
福田さん:個人的に好きな制度は”コンテンツ購入補助制度”です。
この制度は、noteの有料記事や定期購読マガジンはもちろん、書籍の購入や映画鑑賞、コンサートや寄席など、あらゆるコンテンツの購入に使うことができます。
毎月5,000円支給、事前申請なし、領収書発行なしで事務手続き一切不要という点も社員に優しいポイントのひとつです。
僕自身、この制度を活用してnoteの有料記事を購入しています。よりユーザーの目線に立ってサービスを気兼ねなく使えるので気に入っています。
用途は限定されていないので、たまにこの補助を活用してライブに行くメンバーもいます。各々自身の好きなコンテンツに触れるために活用している印象です。
中西さん:私は”地方に住むフルリモートで働くメンバーへの交通費補助”を推したいです。
こちらは、フルリモートで遠方に住んでいて、出社しようと思っても飛行機代や新幹線代など費用面がかさむ関係で出社しにくい…というケースを想定し、1ヶ月あたり15万円まで交通費を補助する制度です。
フルリモートと出社のハイブリッドな環境下において、フルリモートの社員でも出社したいときにいつでもオフィスに来れるよう、社員の選択肢を増やす意味で導入しました。
たとえば社内のイベントに参加するためだけに使うのも良しですし、事前稟議も不要なので、これまでよりも気楽に来てくれたら嬉しいです。「いつでも来たい時に来れる環境を用意しているよ」ということが伝わると個人的には嬉しいですね。
中西さん:また、2022年に新たに導入した制度で言うと、「シックリーブ」と「大切なひとのケア休暇」も良いなと思います。
「シックリーブ」は自分自身のため、「大切なひとのケア休暇」は家族やパートナー、ペットのためにそれぞれ3日間ずつ特別休暇が付与されます。実際に多くのメンバーが取得しており、家族の看病・通院の付き添いや、ペットの通院などに活用されています。
茶園:シックリーブや大切なひとのケア休暇は、有給として消化されないのですか?
中西さん:そうですね。有給とは別に付与されるもので、安心して、自分自身や大切な人に寄り添うためのものです。
渡邉:「CEOオープンドア」や「CEO/CXOランチ」面白そう。CEOやCXOの方と気軽に関われそうな制度ですね?
福田さん:そうですね。メンバーが経営者層とカジュアルに話せるきっかけとして活用されています。
代表の加藤は博識でどんな相談にも乗ってくれるので、ITや出版業界のことについて教えてもらったり、不動産購入やDIYのアドバイスをもらったり、中には恋愛話などで盛り上がることもあるようです。「わからないことがあったら加藤さんに相談しにいこう!」とリピートするメンバーもいるみたいです。
中西さん:あとは、部活動も盛んですね。社内コミュニケーションツールのSlackでチャンネルを立てると、その時点で部活として成立するといった、カジュアルなコミュニティです。
茶園:TAMもそんな感じです。部活動設立の申請とかなしに、チャンネルを立てるだけ!(笑)
TAMは、、カレー部をはじめ、ラジオ、編み物、新聞、美術、ヨガ、ゴルフ、コスメ、英会話などがありますが、noteさんにはどんな部活動がありますか?
福田さん:好きなアニメなどテレビ番組、AI、お酒、子育て、登山部などなど趣味から生活に関わることまで、様々な部活動のチャンネルがあります。
メンバーのコミュニケーションツールとして活用されていて、僕は「旅行で金沢に行くので、金沢駅近くで美味しい寿司屋さんはどこですか?」とお酒の部活動チャンネルで聞いて、おすすめのお店を教えてもらったりしました。
数でいうと、199個の部活動のチャンネルがありますね(笑)
渡邉:199も…!!!すごい数ですね。
いつかTAMの部活動とコラボレーションしたいです♪
ーー今回は働き方に関するインタビューですが、せっかくなのでnoteに関連した質問を最後にしたいと思います。
情報発信に力を入れている企業へ、note活用へのアドバイスをいただけますか?
中西さん:noteは採用のプロセスのうち、特に会社や働く社員を理解してもらう場面で有効に活用できると思っています。
note株式会社としては、会社アカウントで「社員インタビュー記事」「オープン社内報」を公開する他に、「社員個人のアカウントでのnoteをピックアップ」する3つを採用広報の目的で活用しています。それらの記事を候補者の方にカスタマイズして送ると、「カジュアル面談は必要なかったかも?」と言われるほど、社内のことを面談前に感じてもらえる実感があります。
候補者の方からしても、30分程度のカジュアル面談だと1-2名の社員としか話ができないけれど、noteの記事が複数あれば、いろんな視点からの会社への理解が深まっていいなと感じています。
福田さん:候補者の方のそういった意見を聞くと、企業として発信することも重要ですが、社員個人のアカウント発信もとても重要だと思いますね。
会社の中の人が個人の意見として「等身大に」発信している場もあった方が、より雰囲気を感じてもらえると思うんです。
入社後、「入社エントリーの書き方」をガイダンスしたり、個人のnoteを会社のnoteアカウントに連携していいか必ず聞くようにしています。noteのメンバーの誰かが新しくnoteを公開すると通知がされるslackチャンネルがあり、社内メンバー同士の相互理解にもなるのでオススメです。
茶園:社員個人のnoteアカウントをslack連携しているのはとてもいい取り組みですね!勉強になります。
ーーメンバー各々が生産性を高める働き方が叶うような充実した制度から、部活動などの社内の面白い取り組み、そして企業の採用広報などに関するnote活用など、noteさんならではのことが沢山お伺いできました!
中西さん、福田さん、本日はどうもありがとうございました!
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